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ホスファチジルセリンの効果と効能・副作用

ホスファチジルセリン(phosphatidylserine)は、脳に多く存在しているリン脂質の一種で、1941年にアメリカの生化学者Folchにより、牛の脳から発見されています。その後、様々な研究が進められた結果、1970年代には脳内のグルコース濃度の上昇作用があることが明らかとなり、1980年代には記憶障害の回復作用があることが動物実験により確認されています。そして、1986年には認知症の改善にも効果があることが判明したために、以来脳機能を改善する成分として注目を集めています。

ちなみに、このホスファチジルセリンについての研究は主に欧米で行われており、現在までに3000件を超える論文が発表されています。その内で、特に重要な論文は1997年までに60件以上も提出されており、そのうちの17件は臨床試験も実施されているので、最も信頼度の高いエビデンス根拠があるということになります。

なお、ホスファチジルセリンは脳に対しての改善機能を発揮するだけではなく、運動関連での効能があることも判明しています。具体的には、運動後の苦痛を軽減して幸福感を改善するという作用で、これによりトレーニングに対してのモチベーションが向上することになります。

このように、知性と健康の両方に対しての効果を見込めるということで、ホスファチジルセリンはアメリカではサプリメントとして広く普及しています。また、現時点では臨床上の副作用は確認されておらず、安全性が高いということも人気を集めている理由です。ちなみに、脳の栄養を補う作用があるDHAやEPA、記憶力をサポートするsesquiterpenelactoneを同時に摂取するのが効果的と考えられています。

なお、ホスファチジルセリンを摂取すると、約30分で血中に現れ、その数分後には肝臓への取り込みが開始されます。そして、血液脳関門通過して、脳に到達することになります。ちなみに、期待通りの効果を得るためには、最低でも1ヶ月~2ヶ月程度の継続摂取が必要です。

このように多様な可能性を秘めているホスファチジルセリンは、前述したように副作用の危険はありますが、全ての栄養成分に共通しているように、常に100パーセント安全というわけではありません。それは、サプリメントを摂取する際にアレルギーが発生する可能性があるのです。それは、原料として大豆や卵などが使用されるケースが多いためです。

このために、ホスファチジルセリンに関しては摂りすぎ副作用というよりも、何を原料としているのかが重要なポイントということになります。ただし、アレルギーがなければ無制限に摂取しても良いというわけではなく、過剰摂取すると肝臓には負担をかけるので、適量を守るということは当然心掛けなくてはなりません。プラスの効果を得るために、マイナスを作り出すようでは意味がないからです。

なお、ホスファチジルセリンのサプリメントを提供している海外の健康食品メーカーによると、1日当たりの摂取量の目安は老人性痴ほう症やアルツハイマー病に対しては最初の1から2ヶ月は1日300㎎、以降は1日100mgで、健常者の脳活性化や痴ほう症予防は1日に100mgです。また、1日に300㎎を大きく超える量を長期的に摂取した場合は、胃腸障害や不調が起きる可能性があるとしています。

このために、300㎎を超えないようにするのが安全を守る基準の様ですが、他の種類のサプリメントや医薬品を併用する場合は状況は違ってきます。特に、神経伝達物質のアセチルコリンの代謝に影響を与える可能性が示唆されているので、抗コリン薬との併用は注意が必要です。事前に、医師に相談するのが適当と言えます。

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