コエンザイムQ10の効果・効能・副作用

コエンザイムQ10は体内に存在する脂溶性ビタミン様物質で、エネルギー工場であるミトコンドリアに50%、核に30%、ミクロゾームに20%存在しています。
ミトコンドリアの二重膜の内側でエネルギー生産のスムーズな反応促進、膜内での抗酸化といった働きを担っています。
体内でアセチルCoAからコレステロールが作られる過程で生産されます。
コエンザイムQ10は、ほとんどが細胞のエネルギー生産に使われます。成人男性の場合は体内に約1.5g存在していて、そのうち95%が細胞のエネルギー生産に使われています。エネルギー代謝が激しい心筋細胞のほかに、腎臓や脾臓に多く存在しています。
主な効能は、抗酸化作用による活性酸素の働きを抑制することです。コレステロールを酸化して過酸化脂質にするのを防いだり、保護組織を壊したり炎症を起こす活性酸素の働きを抑えます。
さらに、ビタミンA・C・E、セレン、マンガン、亜鉛、銅といった抗酸化作用がある栄養素を円滑に働かせる効果もあります。
これにより、疲れにくくなったり息苦しさが改善されます。細胞が酸化されにくくなることで老化が抑制されるので、免疫機能の低下を防ぎます。
心臓の働きをサポートしたり、先天性の機能不全を回復させる効果もあります。虚血性心疾患・高血圧・不整脈といった症状の改善や、脳卒中後の脳機能回復にも作用します。
むくみ、リウマチ、心臓病、低血糖症といった代謝機能の異常や、歯周病を改善させる働きもあります。
コエンザイムQ10が不足すると、抗酸化作用が衰えて様々な不具合があらわれます。スポーツマンや更年期の女性、ストレスが多い人は得にコエンザイムQ10が消費されやすく、欠乏しやすいです。
コエンザイムQ10が減って抗酸化作用が衰えてしまうと、コレステロールが酸化されやすくなってリウマチ、がん、動脈硬化、エネルギーの不足などが起こりやすくなります。
リウマチは活性酸素の典型的な障害ですし、がんはDNAが酸化されて直接ダメージを受けてしまうことから起こります。動脈硬化はコレステロールが酸化して過酸化脂質が増えることで、血管の柔軟性が失われます。
コエンザイムQ10は体内で合成されますが、加齢とともに合成量が減ってしまうので摂取量を増やす必要があります。TCAサイクルの中で電子伝達系に必須の酵素なので、エネルギー不足を感じている人でなおかつビタミンB群を摂取しても症状の改善が見られない場合は、コエンザイムQ10不足の可能性が高いです。加齢による減少に対しては、食事やサプリメントで外側からの供給が大切です。
コエンザイムQ10の摂りすぎ副作用については、高用量でも副作用が出にくいです。安全性が高い物質で、多く摂取した場合でも軽度の胃腸症状があらわれる程度です。例えば悪心、下痢、上部腹痛といった症状です。
日本では医薬品用のコエンザイムQ10の上限量は1日30mgとしていますが、健康食品やサプリメントでは日本国内の製品でもこれ以上の含有量を持っているものがあります。
人が1日何mg摂取すべきかは、はっきり決まっていませんが、多量摂取してもより症状が改善するというわけではないので、摂りすぎには注意が必要です。
食事から摂取する場合は、肉類や魚介類に多く含まれているので、これらを積極的に摂取すればよいでしょう。脂質やカロリーが気になる場合や、肉類や魚介類が苦手という場合にはサプリメントを利用するとよいです。
若いうちには体内で合成される分で補われますが、加齢に伴い体内での合成量が減ったり、肉や魚を食べる量が減って外側からの供給量が減って不足しやすくなるので、サプリメントなどで効率よく摂取しましょう。

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