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日本人の多くは、緑茶や抹茶スイーツが好きと言われています。最近では、緑茶を好む外国人も増えているため、海外に輸出されているのです。そのように全国で話題となっている緑茶ですが、実は体に嬉しい効果や効能がたくさんあるという事はご存知でしょうか。今回は、緑茶を摂取する事による体への反応をご紹介させていただきます。まず、緑茶にはカテキンと呼ばれるものが含まれています。この、カテキンは抗菌作用がとても強いため、季節の変わり目やインフルエンザ、ノロウイルスの流行りだしの時期に摂取すると効果があると言われています。証拠として、病気の人を相手にする医者や看護師は、常に病原菌と隣り合わせの環境で働いているにも関わらず、滅多に体調を崩しません。対策は人にもよるのでしょうが、多くの病院勤務をしている人は、１５分に１回、濃く作った緑茶を飲んでいると言われています。緑茶を定期的に飲むことにより、喉の粘膜についた細菌やウイルスの消毒にもなり、さらにそれらは胃の中へと流れ、胃酸がそれらを殺す役割があるため健康でいられるのです。一般家庭の中にも、外出先から帰った後は水道水ではなく、緑茶でうがいをする家庭もあると言われています。風邪を引く原因として、粘膜についた細菌からの感染が多いため、緑茶でのうがいは理にかなっていると言えるでしょう。そして、緑茶は飲むだけではなく、空気の中に混ざる細菌やウイルスの消毒にも使えます。ドラッグストアなどへ行くと、カテキンを抽出して取り入れたルームミストが販売されているのをよく見かけますが、ルームミストとして使用する事により、部屋の消臭効果や乾燥防止に加え、外から侵入した細菌やウイルスの殺菌にも役に立つのでおすすめです。このように、緑茶に含まれるカテキンには体に嬉しい効果や効能がたくさんあるため、毎日のように飲んでいる人も多いでしょう。しかし、カテキンを摂りすぎ副作用が出てしまう人もいるので注意が必要です。まず、体に良いからと理由をつけ、毎日過剰に緑茶を飲む人は、貧血が起こりやすくなります。体質にもよりますが、元々血液中の鉄分が少ない人は、毎日５００ミリリットルほど飲み続けるだけでふらつきやめまいなどの症状が起こる人もいます。しかし、深刻な問題になるほど、貧血に悩まされる人は少ないと言われているためふらつきやめまいなどの症状があらわれた際は、摂りすぎに注意して生活すれば問題ないでしょう。そして、もう一つ、カテキンを摂りすぎ副作用が起きた例があります。カテキンを抽出した飲料水をマウスに飲ませる実験をしたところ、半分以上のマウスが肝機能障害にかかってしまい、死亡してしまったという実験結果があります。海外でも、健康のためにカテキンを摂りすぎて肝機能が低下したという報告がニュースになった事があります。どのような健康に良い成分でも、摂りすぎてしまうと副作用が出ると言われますが、緑茶の場合は一日の摂取量の上限がかなり高いため、ほぼ安心しても良いでしょう。マウスの実験結果を元に、体重５０キロの人が１日どのくらいの量の緑茶を摂取すると肝機能障害が起こるかという計算があります。その計算によると、１日湯飲み８５０杯分飲むと肝機能障害が起きると言われています。お茶が大好きな人や、御茶畑で働いている人でも、その量を毎日飲むことは現実的ではないので結果、カテキンによる副作用はかなり少ないと考えて良いでしょう。お茶が苦手な人がカテキンを摂取したい場合、カテキンを抽出したサプリメントがドラッグストアやインターネットショッピングサイトなどで購入できるので、風邪が流行りだす季節におすすめします。