スルフォラファンの効果・効能・副作用

スルフォラファンとは、ブロッコリーに微量に含まれるフィトケミカル(天然の化学成分)の一種でピリッとする辛みのもととなる成分です。
体内の解毒酵素や抗酸化酵素の生成を促進し、体の抗酸化力や解毒力を高める作用が有ります。具体的には以下のような効能を持っています。

1:がん予防となる解毒作用
人の体には、体内に取り込まれた発癌物質を無毒化し、体外に排出する解毒酵素という物が存在しますがスルフォラファンは、その解毒酵素の生成を活性化する働きをしている事が分かっています。
また腫瘍の形成を抑制する効能がある事も確認されています。

2:抗酸化作用
抗酸化作用とは人体に有害な「活性酸素」を除去する作用です。
活性酸素は細胞のDNAを傷付けて老化させてしまいますが抗酸化作用を持つ物質で除去が出来ます。
ビタミンCやビタミンEが代表的な抗酸化物質ですがビタミンCは摂取後数時間で効能が無くなります。しかしスルフォラファンの効能は約3日間持続します。
スルフォラファンは直接、活性酸素を除去するのでは無く「抗酸化酵素」という物質の生成を促すという間接的な働きをするからであると見られています。

3:肝機能の向上
スルフォラファンは体内に潜在的に存在する解毒酵素を活性化する事で、肝臓の解毒力を高め肝機能を向上させる効果を持っていると見られています。

4:新陳代謝の向上
人体内には本来の抗酸化成分である「チオール」という物が存在します。
そして「グルタチオン」という成分が「チオール」を生成する原料となっています。
スルフォラファンは体内に摂り込まれると、抗酸化酵素の生成を促進しますが、このおかげでグルタチオンは「抗酸化物質の生成の原料」では無く「DNA合成の原料」として使われる
ようになり細胞分裂が活性化され新陳代謝が向上します。
また、スルフォラファンにはグルタチオンの生成を促す作用も有り、その結果として、細胞分裂が更に活性化されますので新陳代謝は更に向上し健康に寄与します。

5:ピロリ菌を殺菌する作用
スルフォラファンには胃癌の原因の一つといわれているピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)の殺菌効果が有ると見られています。

6:その他
スルフォラファンには皮膚や眼への紫外線によるダメージを防御する効果や、肝癌・高血圧・心臓病の予防効果などもあると見られています。
その他にも以下のような効果が有ると見られており研究が続けられています。
「花粉症抑制」「アセトアルデヒド(アルコールの代謝物で悪酔いの原因物質)の排出促進」「内臓脂肪の蓄積抑制作用(メタボ予防)」

このように実に多彩な効能を持つ成分ですがブロッコリーを始めキャベツ・カリフラワー等のアブラナ科の植物は量に差はあれど全てスルフォラファンを含んでいます。
つまり「これまでも知らないうちに摂取していた」訳です。この事から分かるかと思いますがスルフォラファンには「摂りすぎ副作用」という物は確認されていません。
これまでも沢山食べられてきた野菜に含まれていた成分なのです。
ただブロッコリーが一番、スルフォラファンを多く含んでいるというだけなのです。
(特にスプラウトと呼ばれる若芽の状態の時が最も多く含まれています)

計算上、成人1人あたりの1日のスルフォラファンの適量は30mgです。
これを普通のブロッコリーで考えると1株丸ごと食べる計算になります。
お好きな方なら「食べられる量」だと思いますが問題はスルフォランの原料となる成分であるミロシナーゼという成分が熱に弱いので「生食」でないとダメという点です。
生のブロッコリーを1株丸ごと、毎日食べる、というのは「ブロッコリーが大好き」という方でもさすがに厳しいのではないかと思います。
ですのでスルフォラファンはサプリメントで摂るというのが一番、簡単で良い方法であると言えます。

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