セレンの効果と効能・副作用

セレンの効能は抗酸化作用なので、アンチエイジングやがん予防などの効果があります。人間は常に活性酸素を生み出しています。エネルギーを作る時に酸素を使っていますが、一部が活性酸素に変化しています。活性酸素は酸化力が強いので、増えすぎると全身の細胞が老化してしまいます。細胞の老化は美容面ではシミやシワ、健康面ではがんなどの生活習慣病を引き起こす原因です。

人間には元々活性酸素の働きを抑える抗酸化作用がありますが、年齢を重ねるごとに機能が低下して活性酸素の影響を受けやすくなります。セレンのように抗酸化作用のある栄養素を取り入れることで、細胞の老化を防いでます。活性酸素は紫外線に当たったりストレスを感じたりと些細なことで増えてしまうので、活性酸素を生成しないことより作られてしまった活性酸素を除去することに力を入れるのが良いです。活性酸素の生成を抑える栄養素にはビタミンEがあるので、アーモンドやうなぎなどビタミンEが豊富な食べ物と一緒に摂取すれば相乗効果が期待できます。セレンの抗酸化作用は風邪予防にも効果があります。活性酸素は本来は体内に侵入したウイルスを攻撃する役割があります。

しかし増えすぎるとウイルスを撃退する白血球が活性酸素の攻撃を受けてしまうので、体内でウイルスが増殖するのを許してしまいます。活性酸素を適切な数に抑えておくことで、免疫力を維持できます。またセレンは血圧が不安な人にも役立つ栄養素です。活性酸素は血液中にも存在し、コレステロールの酸化を促進します。その結果、血液がドロドロになって高血圧が誘発されます。高血圧やドロドロとした血液は動脈硬化のリスクを高めるので、いつまでも健康でいたい人はセレンなどの抗酸化物質を意識すると良いです。動脈硬化が恐ろしいとされる理由は、心筋梗塞などを引き起こす可能性があるためですが、セレンは血圧をコントロールするホルモンに作用することで、血管を広げて血液の流れを良くしてくれます。血流がスムーズになれば血栓もできにくいので命に関わる大きな病気を防いでくれます。セレンは女性ホルモンのバランスを整える効果もあるため、生理不順や更年期障害など女性特有の悩みを解消します。

セレンは必須微量ミネラルといって、生命維持には欠かせませんが体内に大量に存在する必要はありません。元々セレンは毒性の強い栄養素なので、摂りすぎ副作用に注意しなければなりません。セレンの過剰摂取による副作用は胃腸障害や疲労感などで、妊娠中だと胎児が奇形で生まれたり流産したりします。魚介類や卵など様々な食べ物に含まれているので、日常生活で不足することはないと考えて良いです。がん予防のためにセレンを配合したサプリメントを服用している人は、過剰摂取になりやすいです。

セレンは必要量と中毒症状が出る量の差が小さいので、普段の食事で不足していないならばサプリメントは不要です。土壌中のセレン濃度が低い地域では欠乏症になることもありますが、日本でその心配はありません。

セレンを摂取しているつもりがなくても、マルチミネラルとして複数のミネラルを配合したサプリメントを継続して飲んでいる人もいます。セレンの過剰摂取を防ぐには、成分表示をよく見てセレンが含まれていないものを選びます。アメリカでは国民のおよそ半数がサプリメントを利用しており、がんを予防するために通常の食事に加えてセレンを追加で摂取している人が多いです。しかし元々血液中の十分なセレンが含まれている人は、追加で摂取しても効果は期待できないとされます。様々な健康効果を実感しているのは、セレンが不足している人なので無理に摂取する必要はありません。

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