治験はお金がもらえるのにボランティアなの?

治験はお金がもらえるのにボランティアなの?

治験参加って実はボランティアなのです。治験参加は治験関係者の中では治験ボランティアとか医学ボランティアとか創薬ボランティア等と呼ばれます。スタンスとしてはアルバイトのような拘束時間や労働に対して対価的にお金が支払われるのではなく、あくまでもボランティア(社会奉仕)であるが、それにかかる必要経費(交通費や協力に対する負担を軽減する為の費用)として謝礼(負担軽減費と言われます)は支払われるようになっています。治験バイトはボランティアです。ですので、治験に参加する際、治験の内容等を説明の上、参加を希望する方には文書に署名(サイン)を求められますが、これは契約書ではありません。これは同意書であり、Aの行為をしたら、Bの金額を支払い、Aの行為ができなかったら、賠償をするというような双務契約ではなく、単なる参加に対する一方の意思表示になります。その為、意思表示はその時点及び取りやめるまでの意思表示であり、いつでも辞めることができ、その際も不利益を受けないことが謳われています。患者様を対象にした治験の場合特に、体調が心配で参加中でも参加を取りやめたい方が出てくることもあるかと思います。その際契約により、強い強制力が働くといけませんので、少なくとも日本ではこのようになっています。本来、このように交通費や負担を軽減するために支払われる謝礼ですので、途中で取りやめてもその日数分の費用は貰えるはずですが、途中で参加を辞めてしまうと研究対象として使えなくなる場合も多々あるので、最近では最後まで参加しないと謝礼割合が大幅に減額されてしまうという請負契約的な支払い方をする治験実施施設もあるようです。PHASE1治験参加者にはボランティアという表現よりも治験バイトという表現の方で、なじみがあるかと思い、当サイトでもこの表現を使う場合があります。しかし本来の社会貢献=ボランティア精神を決して忘れないでください。治験実施施設内はアルバイト的な参加意思表示(謝礼の高い治験バイトを紹介して等)を敬遠する傾向があります。十分ご留意くださいますようよろしくお願いします。

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