メチルスルフォニルメタンの効果と効能・副作用

メチルスルフォニルメタンは、主にMSMと呼ばれている天然のイオウ化合物で、筋肉・髪の毛・爪・軟骨・皮膚などの様々な部分に含まれています。これらの機能を保つために重要な役割を担っているのですが、年齢を重ねるにつれて不足しがちとなるので、体外から補給する必要性が生じます。ところが、食品には少ししか含まれていないので、充分量を補給するためには工夫が必要となります。

そこで、多くの人が選択しているのが、サプリメントを利用するという方法です。サプリメントは、特定の栄養素を効率的に摂取することを目的とした健康食品で、dietarysupplementの略語です。目的が明確な場合は非常に効果的ですが、過剰摂取になる危険もあるのえ、摂りすぎ副作用には注意しなくてはなりません。

なお、メチルスルフォニルメタンの場合は、コラーゲンやグルコサミンと同様に、関節痛の緩和や乾燥肌の改善などの効果を期待できる一方、過剰摂取による副作用の危険もありません。ごく一部に、吐き気や頭痛、かゆみ、下痢などが起きることが報告されていますが、これは副作用というよりも良化途上の一時的な現象である可能性が高いと考えられます。なぜなら、元々体内に存在している物質を摂取することにより、異常が発生するということはあり得ないからです。

ちなみに、40歳から76歳までの膝の変形性関節症患者50名を対象とした臨床試験では、メチルスルフォニルメタンを1日に6グラムの量を12週間投与したところ、身体機能と痛みの指標の改善がみられたと報告されています。この6グラムという分量はかなり多めで、一般的にサプリメントなどで推奨されている量の2倍です。これだけの量を一定期間服用しても問題がなかったということは、かなり安全性が高いとみて間違いありません。

なお、メチルスルフォニルメタンの効果や効能についての研究は、1980年代から開始されており、既に様々な有効性があることが判明しています。具体的には、筋肉のけいれんや関節炎、腰痛、関節リウマチ、インスリン抵抗性、炭水化物の代謝などに対しての改善と、傷の治癒速度やコラーゲンの合成の向上、爪や髪の毛の強化など非常に多様です。

また、アメリカで女性を中心に近年急速に広まっている「間質性膀胱炎」という疾患に対しても予防効果があることが確認されており、かなり注目を集めています。この疾患は、日本では25万人程度と推定されていますが、アメリカではさらに多くの患者を抱えており、70万人~100万人とも言われています。

この疾患の概要は、膀胱の粘膜に異常が生じることにより、頻尿や尿意圧迫感などの症状があらわれるという内容です。急性膀胱炎と症状は類似していますが、こちらの疾患は原因が未だに解明されていないということが特徴です。ちなみに、メチルスルフォニルメタンが間質性膀胱炎に対して効果を発揮する仕組みは、Dimethylsulfoxideと分子構造が類似していることによるものと考えられています。このDimethylsulfoxideとは、膀胱炎の治療薬として利用されている有機化合物の一種で、皮膚への浸透性が高いということが特徴です。

このように、様々な効果が期待できるメチルスルフォニルメタンは、グルコサミンやコラーゲン、Chondroitin、Proteoglycanなどと作用が似ているので、これらと同時に摂取することにより有効性をさらに高めることが出来ます。このために、サプリメントを選択する場合は、単体のものよりもこれらの成分を加えているタイプがオススメです。栄養素は相互的な作用により有効性が高まるからで、これはメチルスルフォニルメタンも例外ではありません。

関連記事

  1. アセチル-L-カルニチンの効果、効能・副作用

  2. ギャバ(GABA、γ-アミノ酢酸)の効果と効能・副作用

  3. ビタミンB2の効果と効能・副作用

  4. 治験バイト 喘息 に 悩む 方 治験

    イソフラボンの効果と効能・副作用

  5. DHA(ドコサヘキサエン酸)の効果と効能・副作用

  6. クエン酸の効果と効能・副作用

  7. 亜鉛の効果、効能・副作用

  8. ビタミンB1の効果と効能・副作用

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。